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東京都の通級(情緒等)の制度が変わる?(1)

平成28年度から、東京都の小学校の情緒等通級指導学級の制度が大きく変わります。

そこで、何回かに分けて、制度変更の概要と今後の方向性を予想してみようと思います。(あくまで27年10月時点の予想であること、私の勤務先は違う種別の通級であること等を、ご承知の上、お読みください。)

第1回のテーマは 「学級」 が 「教室」 に です。

こちらでも書きましたが、東京都の通級は「学級」という形をとってきました。これは、次のようなプラスを持っています。

(1) お金が「学級」単位で配分されるため、学校全体の予算が底上げされる
(2) 担当教員が「学級担任」という身分になる
(3) 特定の学校にある「○○学級」という単位で独立して仕事をすすめられる
(4) 「学級数+1」という教員の加配を受けられる


裏を返せば、「学級」が「教室」になると、次のようなマイナスが起こります。

(1) 「教室」に配当される予算はあるものの、学校に配当される予算は減額される
(2) 担当教員の身分が不明確になる
(3) どの学校にも教室がああることになり、仕事の区分が不明確になり、通級本来の仕事以外の仕事も担わされる可能性がある(例:巡回先の校庭のライン引き)
(4) 教員の数が減る


さらに、ちょっとわかりにくいと思われる 上記(4)について、考えてみましょう。

平成27年度までは、ある市では、次のような状態だったとします。
27befor.jpg
A~Fの6つの小学校に7人ずつの通級児童がいて、A~CはA小に、D~FはD小に通うことになっていました。A小もD小も通級
児童数は21人ですから、学級数は3(10人までが1学級、20人までが2学級です)、教員は4人ずつになります。

平成28年度からは、子どもの人数は同じだったとしても、次のようになると思われます。
28after.jpg

全市の特別支援教室に通う児童は42人ですので、教室数としては5、巡回指導教員は5人になります。A小とD小に3人、2人と割り当てられ、各校を巡回します。このほかに、「特別支援教室専門員」と「臨床発達心理士等」の配当もありますが、指導を行う教員ではありません。

比較すると、教員の人数が8人から5人に 減っているのがわかります。


・東京都の資料

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生まれ:東京
職業:小学校の教員
ことばの教室(通級)に勤務
家族:妻と小学生の娘

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