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【書籍】『ナポレオンとタレイラン』感想

高木 良男 著『ナポレオンとタレイラン』中央公論社、1997、上下巻各2850円 の感想です。
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人権とは闘うことだということが書いてあります。

中教審の特別支援教育の在り方に関する特別委員会「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」を出しました。このインクルーシブ教育システムをめぐっては、いろいろな意見があるようです。個人的には<人権というものをどう考えるか>の違いが、意見の違いになっているように感じます。そこで、フランス革命までさかのぼって本を読んでみよう、と考えました。(以下、専門の方には読むに耐えない内容かもしれません。特別支援のブログなのでご容赦を・・・

フランス革命後の混乱期、ナポレオンとタレイランの活躍が描かれます。戦争が絶えなかった時期なので仕方がないのですが、とにかく人がよく死にます。1回の戦闘で、10万を超える軍隊同士が衝突して、何万人もの死傷者が出ることもあります。

※ なぜそんなにまでして戦争を繰り返すのか、という疑問は当然ですが、本題からそれるので小さい字で書いておきます。2つの理由があるように感じました。(理由1)ナポレオンが危険な存在だから  ヨーロッパ各国を治めていた王侯貴族にとって、その身分的な秩序を乱すフランスのナポレオンはとても危険な存在だったようです。自分たち王侯貴族を根本から否定するような存在だからです。(理由2)簡単に戦争ができたから 現代と比べて、とても簡単に戦争ができてしまうように読めました。徴兵して、軍隊を集結させて、開戦・・・といった表現がいたるところに見られます。

人権という理念が確立してゆく過程で、こんなに多くの血が流れ、紆余曲折があったとは知りませんでした。「人権をないがしろにする国王/政府なら倒してしまえ!」という民衆のエネルギーを感じました。まさに、闘って闘って闘って、勝ち取ったものです。

また、不幸にもナポレオンによって支配されてしまった国々でも、「自分たちの国家Nation Stateをつくろう!」という運動が広がっていきます。自分たちの国家も、与えられるのではなく闘って勝ち取るもの、なのですね。


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